駄文を弄する

おすすめの小説を中心に紹介しようと思っていましたが、脳内がとんだカオス状態なので内容もそうなっています。

スポンサーサイト

--/--/--/--/--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『それでも町は廻っている』 石黒正数

2012/07/04/水/00:00
まず、この書物を語る前に現代日本に蔓延する病巣に鋭いメスを入れなければなりません。

今の時代、「推理小説」と呼ばれるものが巷に溢れています。物心つく前から身近に「推理小説」があり、その事に何の疑問も持たずに成長して大人になった人が大半でしょう。

そして、その事こそが今や誰もが無視する事の出来ない恐ろしい病の巣窟となっているのです。

そう、つまり、恐怖の現代病「探偵脳」です。

「探偵脳」とは、石黒正数氏が世界で初めて提唱した、ある症状を持つ人物の事を指す言葉、又は症状そのものの事です。
「推理小説を好んで読み漁っている人に見られる症状。小説を楽しむばかりでは飽き足らず、自分も探偵のように謎を解いてみたいという衝動に駆られ、常に謎を求めるようになる状態。」
(それでも町は廻っている第1巻より)

石黒氏は「探偵脳」の症状の重さにより、

・初期症状(脳内助手の誕生)」
・第二期症状(謎の追及)」
・末期症状(謎の渇望)」

と、分類されています。末期症状では命を落とす危険すらある、重篤な状態と言えるでしょう。

そして、この本は末期的な「探偵脳」に侵された一人の少女を通じ、我々現代日本人に警鐘を鳴らす事を目的とした崇高なる読み物です。

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)
(2006/01/27)
石黒 正数

商品詳細を見る

えー、嘘です。

知らない人が見たら完全に誤解しそうなので断っておきますが、上記は本編とは一切……あまり関係がありません。

そして、残念なお知らせが。漫画の内容に触れる事無くこの記事はこのまま終了します。

理由はまだ完結してないからです。終わってない話の感想ってあまり書きたくないもので。じゃあ、何故終わってから取り上げないのか? 最もな疑問ですが、そんなもの待ってたらいつまで経っても書けないじゃないですか。アニメ放映中に記事を書かなかっただけ良心的ってもんです。

ただ、一つ言える事は、僕はこの漫画を全巻持っており、新刊が出たら買うだろうという事です。ついでに言うと、これ以降、漫画を当ブログで取り上げる事はおそらくないでしょう。

このブログ、小説の事を書こうと思って始めたので。最初は。

『ブラック・スワン / Black Swan』(ネタバレ感想)

2012/07/03/火/07:00
ナタリー・ポートマン主演のブラック・スワンを一昨日見た。最近はアメコミヒーローもの以外のアメリカ映画を見ることがあまりなく、よく知らんで見て大そう疲れた。いい意味で。

Wikipediaを見て知ったのだがこの映画、日本ではR15指定だそうで。まあ、そうなった理由はすぐに思い当たったが。あのシーンとかあのシーンとかあのシーンとか。

取り敢えず、ナタリー・ポートマンのファンは見ておいて損はないと思う。というか、蝶有名そうなのでファンは既に見ているのか。

ブラック・スワン [DVD]ブラック・スワン [DVD]
(2012/03/16)
ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル 他

商品詳細を見る

さて、迷ったがこの先でネタバレする。たまには思った事を全部書いてみるのも悪かないかなと。いや、まあ実際の所せっかく書いたのにお蔵入りするのもなあと思って。『孤宿の人』と『イニシエーション・ラブ』は書いたけどネタバレしかなかったからお蔵入りにしたし。

検索ページ対策で色を背景と同化させるから読んでみようと思う奇特な方はCtr + Aキーとかで見て下さいな。

あと、クソ長い。しかも読み辛かった。やっぱり読み飛ばす事を薦める。

本末を転倒させるんだ

2012/06/29/金/00:17
ああ、当ブログの事でございます。

最近テンプレートいじりをしてましてね。最早テンプレートをいじる為にブログをやってるのか、駄文をいじる為にやってるのか分からなくなってきましたよ。

記事の更新もせずに何をやっているのやら。元より、不定期更新を標榜してるのでそれはいいんですが。と、思ってたら別に標榜してなかった。

当ブログは不定期に更新します。

では標榜も済んだのでテンプレートの話。「いじり」というかローカルでコツコツ作ってます。せっかくタイトルも変えたしテンプレも1から作ろうかと思いましてね。それが結構おもしろくて。完成時期は無論未定。出来た時が完成したときさっ。

それと、スマホのテンプレをちょこっといじったり。昔は携帯でネットなんて考えもしませんでしたよ。

「携帯でネット~? 寝言は寝てから言うもんだぜ?」

とか思っていたものです(単にパケット定額にしていなかったとも言う)。自分がスマートフォンを持つようになって変わりました。

アハハ、携帯でネットなんて当たり前じゃあないですか。

で、当然そうなると自分のブログがどう見えるか気になる訳で。

感想は、「アド広告が酷ぇ」でした。

上下にデカデカとまあ大きいったらありゃしない。さらに画面を下にスクロールすると付いてくるんですのよ。奥さん。

あまりにも邪魔なのでテンプレートの下から3行目のこいつ→<%ad_overlay>をサクッと削りとりました。これでもう付いてきません。

ついでに、上にあった広告も下にまとめました。うん、ちょっとすっきりした。ただまあ色々いじる必要がありそうですな、こっちも。

『陸軍士官学校の死 上・下』 ルイス・ベイヤード 山田蘭 訳

2012/06/25/月/00:25
途中ダレた。が、最後まで読んだら素晴らしきかな大○○○○○○。うん、良き哉良き哉。エドガー・アラン・ポーも出てるよ。
2012/01/02

これ↑読み終わった時に書いたメモ。○の部分は敢えて伏字にしてみた。いや、伏字にする意味はあまりないけども。それにしても、もうちょっと何か書いとけよ。ポーが出ててるから何だって言うんだよ、全く。誰だ! これを書いたのは! ちくしょう、俺だよぅ……。

因みに、この先ストーリーには一切触れていない。

陸軍士官学校の死 上 (創元推理文庫)陸軍士官学校の死 上 (創元推理文庫)
(2010/07/10)
ルイス・ベイヤード

商品詳細を見る

まず、主役の名前に引っかかる。主役のオーガスタス(ガス)・ランダーは言わずと知れた、ポオ(「ポオ」の表記を小説内に準拠。どうでもいいが、この「ポオ」の表記は「ポー」に慣れてると結構気になる)の『モルグ街の殺人』に出てくる探偵、オーギュスト・デュパンを連想させる。

「成るほどー、ポオはオーガスタス・ランダーをモデルにオーギュスト・デュパンを創作したのかー」

とか考え始めたら危険な兆候と言わざるを得ない。もちろん、僕は一瞬そんな事を考えた。危険な兆候と言わざるを得ない。

で、まあ上記の見るからに阿呆なメモの通り、途中――と言っても最初の方だが、でちょっとダレて一気に読了は出来なかった。気分を変えようと思って山田風太郎の『風眼抄』を読んだりとか。

しかし、上巻の半ば辺りから自分の中で物語りが加速度的に面白くなって、そこからはノンストップで下巻まで読んでしまった。推理とか一切しないで。「アウアウアー」ってゾンビよろしく物語りをなぞるだけの生き物になっていた。いつもなら別に推理小説じゃなくても話を推理(妄想とも言う)しながら読むのに。相当ボケていた。だって、正月だもの。と言い訳してみる。

そんなこんなで、完全に作者に踊らされた感がある。久々に自分の伏し穴ぶりを確認した気分になった。後で読み返して、ああ伏線が……とか思ったり。あうあうあー。

さて、個人的に面白かったのは自分の持っていたエドガー・アラン・ポーのイメージと作中のポオのイメージがかけ離れていた事。といっても、ポーの事に詳しいわけでもないが。いや、ある部分ではイメージ通りだったりしたけども。

ただ、これ歴史ミステリではないような……。いや、下巻のあらすじに「歴史ミステリ大作」ってあったから。それと、急に思い出したが『モルグ街の殺人』はヒドイと思う。何が、とは言わないし言いたくない。

まあ、この小説が面白かったからそんな事はどうでもいいけど。

ビジュアルが付くことを意識した、小説?

2012/06/23/土/21:33
時にはラノベの話をしようか。
といっても、ラノベそれ自体の話ではないけど。

とある文庫の小説をパラパラと眺めていて、ある一文に目が止まった。本編とは何の関係もない箇所で、その出版社が開催している文学賞の応募要項の部分だ。以下そのまま引用。

「ビジュアルが付くことを意識した、エンターテインメント小説であること」
某ライトノベル大賞の応募要綱より

えーと、つまり「ウチはアニメとパッケージングしてるから。くれぐれも勘違いしたモノは送ってくんなよ」と受け取ればOKですか?

小説が「商品」である以上、「他のメディアに移植して金の卵をポコポコ産み落とす謎の鶏のような、打ち出の小槌的な逸品を募集する」という企業の論理は理解できるし、その事自体は特にこれと言って異論はない。が、私の気が確かならば……失敬な、確かです。誰が吉外ですか。……記憶が確かならば、これは「小説」の募集ですよね? 全ての事柄を文章で表わす事を旨としているメディアを募集しているんですよね?

その募集、小説じゃなくても良かぁないですか?

ざっと調べた結果、「ビジュアルが付くこと」を応募要項で謳っている文学賞は(本音はどうであれ)これのみだった。それでいいのですか。オブラートには包まないんですか。応募者がそこの所を意識しないはずがないと思うのですが、如何ですか。その言葉は本当に入れる必要があるのですか。言わずもがなだと思いませんか。山は死にますか。海は死にますか。この世に神はいませんか。ここは何処ですか。僕は誰ですか。夢の中へ行ってみたいと思いませんか。教えてください。しつこいですか。そうですか。すまん。

少なくとも僕はアニメ用にカスタマイズされた小説なんかに魅力を感じません。本来、小説のビジュアルなんてものは読者が勝手に想像なり妄想なりすればいい訳でね。何らかの意図(キャラ萌えは除く)もないのに登場人物の外見的特長を事細かに書く必要も無いと思っている。

まあ、ラノベの場合はビジュアル付きが前提ってのは分かりますけどね。とは言え、小説の賞でそれは無いだろうと思った次第。それとも、わざわざそんな文言を入れないと駄目な程レーベルのカラーを考えない応募者が多いんだろうか。

« NEW  | HOME |  OLD »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。