駄文を弄する

おすすめの小説を中心に紹介しようと思っていましたが、脳内がとんだカオス状態なので内容もそうなっています。

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『夜のピクニック』 恩田陸

2012/07/07/土/04:48
高校生が歩く。だだそれだけの小説がどうしてこんなに面白いんだろう。

夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
(2006/09)
恩田 陸

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話の筋がただ歩くだけの小説というと、スティーブン・キングの『死のロングウォーク』を真っ先に思い出したりするが、話のベクトルが全く違う。あっちは生き残りを賭けた命がけの競技の話。こっちは高校生の学校行事を書いた牧歌的な話。

方向性が違うので比較するのもどうかと思うけれども、共通しているのは

「よくもまあ、こんな地味なベースの話をここまで面白く出来るものだ」

という事。この二人の作者の頭には何が詰まってるのか一度見てみたい。

融と貴子、二人の主人公それぞれの視点から書かれる心理描写の巧みさには思わず、

「恩田陸……、おそろしい子!」

と白目で呟く程の感動を覚える。

読んでる途中で青春時代の懐かしい思い出が色々と蘇ってきて、忍という登場人物に物凄くシンパシーを感じ、途中で意識が脳内回顧録に飛んだりもしたけど、途中でダレる事もなく最後までさくさく読めた。

読書にベストなタイミングがあるなら、中高生の時に読むのが一番望ましいと思う。だが、青春時代が遠い過去になった人でも充分楽しめると思う。

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上記は2010年3月8日に書いたものらしい。

実を言うとこれ、ブログを始めて一番最初に書いた記事だ。というよりはブログに載せる為に書いた生まれて初めての文章だ。何だかお恥ずかしいですわ。

結局はブログにUPせずに「ブクログ」の方に載せていた。当時は「おすすめ」ってのに拘っていたから別に「おすすめ」していない記事だったのでUPしなかったと思われる。短いけど丁寧語(胡散臭い)に文章を直すのが面倒だったってのもあるだろう。(こっちも少し拘っていた)……あれからもう、100年程になりますかのぅ。月日が経つのはほんに早いもんだでな。

で、読んだ小説の登録を「読書メーター」に移した時に消失したとばかり思っていた。パソコン内のデータ整理をしていたら思わぬ所からテキストファイルが出てきて驚いた。

何せ「iTunes」の「Music」フォルダ内にあったから。何でそんな所にこんなもんが残っていたのかさっぱり分からないが、自分の粗忽さはよく分かっているので理由なんぞは気にしない。

それにしても、俺は「ガラスの仮面」が好きだな。いや、読んだ事はないんだけど。別の記事で全く同じネタを書いた気がする……。

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