駄文を弄する

おすすめの小説を中心に紹介しようと思っていましたが、脳内がとんだカオス状態なので内容もそうなっています。

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『時の娘』 ジョセフィン・テイ 小泉喜美子 訳

2010/12/24/金/02:13
ジョセフィンという名を聞くと、『若草物語』のジョオを思い出します。何故、「ジョー」ではなく「ジョオ」かといえば、その昔テレビアニメでやっていた『愛の若草物語』を見ていたから。ええ、そうです、全く関係ない話です。

さて、この『時の娘』はこちらの彩月さんに紹介して頂いた小説です。僕としては、「あらすじ」だけで「即、買い」という代物。

まあ、「あらすじ」の引用はしませんけど。
いや、いかにも「あらすじ」の引用に持っていきそうな書き方をしておいて、引用しないという、高等な……って、うるせえよ。

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(1977/06/30)
ジョセフィン・テイ

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読み終わった後に「ああ、面白かった」と思える小説は僕にとって、すべからく良い小説であり、これが正にそれ。

いわゆる、歴史ミステリと呼ばれるもので、過去の歴史上の実在の人物の実像を新たに描き出すといった内容です(正確には違うけど、一般に膾炙しているイメージとは違うものを描くという点で)

で、その歴史上の人物は誰なのかというと、「リチャード三世」です。

世界史を取っていたりすれば、「薔薇戦争末期のイングランド王か」とか出てくるかもしれませんが、「はぁ? 誰それ?」ってのが大半の日本人の意見であると思……、ってよく考えると、シェイクスピアの『リチャード三世』があるので日本でも有名ですか?

さて、このリチャード三世ですが、イギリスの世間一般では、残忍で、悪逆非道にして、冷酷無比の、乱世の奸雄、治世でも奸雄といったイメージが定着しています。

ちなみに、イギリスに行った事も無ければ、UK事情にも暗い僕には、この人物の世間一般のイメージなど知りもしませんが。

なので、小説内での彼の世間一般の印象がよく分かる言葉を引用してみます。

「リチャード三世。せむし男。童話の怪物。罪もない子供を殺害した人間。悪逆の代名詞。」

そして、この「リチャード三世」の肖像画を、スコットランドヤードの警部、アラン・グラントが入院中でクサクサしている時に見た事により物語が動き始めます。

果たして、リチャード三世は悪逆の王だったのか。

文献を見て推理をし、その推理を裏付ける文献を発見する。話の構成はほぼこれだけなのに、ぐいぐいと引き込まれるのは僕がこういった歴史ものが好きだからなのか。

まあ、そんな事はどうでもいいですが、読み終わって「ああ、面白かった」と思いながら本を閉じたので大満足。

そうそう、個人的にシェイクスピアの『リチャード三世』を劇か本で見てから読むと大変面白いかと思います。

コメント

2010.12.25.Sat

おお~っ。

なんかうれし~♪ 読んで下さったんですねぇ。
ありがちなことなんですが、私が読んだのと表紙が違うわ(汗)
時が流れたっつーことですな。

奇堂さんの感想読んでたら、また読み返したくなりました。
楽しんでもらえたみたいで、良かった良かった。

すみません、冴えないコメントで(って普段が冴えてるってこともないけどネ)。
2010.12.25.Sat

いやー、面白かった!

良書の紹介、感謝します!
ってか、引越し前に読み終わったので、
実を言うと約1月前に読み終わっていたりします……。

で、ばら戦争の事を調べたり(もう、本っ当にグチャグチャし過ぎだよ)、
シェイクスピアの『リチャード三世』を読んだり、
『邪馬台国はどこですか?』を読み直したりしていました。

うん、まあ、その辺の事を感想に反映できていない、僕クオリティー。
いえ、これ自体は結構前に書いたのを少し書き足して……とか、言い訳してみる。

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ジョセフィンという名を聞くと、『若草物語』のジョオを思い出します。何故、「ジョー」ではなく「ジョオ」かといえば、その昔テレビアニメでやっていた『愛の若草物語』を見ていたから。ええ、そうです、全く関係ない話です。さて、この『時の娘』はこちらの彩月さんに紹...

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